夏の暑さとクーラーの寒さ

私は暑がりでもあり寒がり。なので夏は苦労します。

外はからっからの暑さなのに、いざ屋内に入ったらクーラーできんきんに冷えており、すぐに寒さを感じてしまうのです。汗っかきなので余計に体温を奪われやすいのも関係しているかもしれません。

昨今、節電が叫ばれている現状ではありますが「節電? なにそれ?」といった場所は結構あるものです。特にデパートや複合商業施設。びっくりするくらい寒くないですか? 私なんかは半そでで歩き回れないくらい寒いのですが、みんな大丈夫なのでしょうか?

あとパチンコ屋さん。街中のパチンコ屋さんなんかだと、わざと開けっ放しにしてクーラーの冷気を外へと放出して暑さに苦しむお客さんを呼び込んでいます。なんともブルジョアな客引きだことです。

私の職場でも、たまに寒すぎて困っている場所がいくつかあって困っています。そんな場所で打ち合わせを行なうことがよくあるのですが、寒すぎて話に集中できません。

当然共用の場所なので、私1人のわがままでクーラーの温度を勝手に弄くることはできません。なので苦肉の策として私は、マフラーを首に巻いていつも打ち合わせをしています。

首筋にクーラーの風が当たるのが一番辛いのです。風の直下にいたら、もうすぐに風邪ひいてしまいます。危ないです。それで試しにというか、半ば反抗意識も込めてマフラーで真夏の防寒をしているというわけです。

当然打ち合わせの場面でマフラーをしている変人は私くらいです。気の知れた仲間であれば「マフラーって!」と突っ込んではくれますが、あまり親密ではなかったり初見の人が相手だと、笑いをこらえたり、案の定変人を見る目で私をちらっちらと見てきます。

中には遠まわしで「暑苦しいからやめてくれ」なんていうようなことを言ってくるひともいます。もろには言わず「なんか見てると汗かきそうだよ~」と笑って言葉を濁していますが、嫌味にしか聞こえませんよ(笑)

私は「節電だからクーラーを消してくれ」「環境に悪いからクーラーの設定温度を上げてくれ」ということは世間に言いたいとは全くもって思いません。ただ「夏の暑さとクーラーの寒さの温度差は明らかに体に悪すぎるので、使い方をもう少し考えてもらえないか!」とは言いたいですね。

ベンツSLクラス

肌色という色

小学生のころ、美術が苦手な子どもでした。特に絵を描くのが苦手で、中でも「肌色を作る」というのが嫌いでした。恐らくその時の先生が原因だと思います。

小学校は美術のセンスがあろうがなかろうが、担任の先生が全て教えなくてはいけませんよね。担任はマニュアルどおりの教え方をしていたんだろうと今はわかります。

肌色は千差万別。人によって違うよ。赤もあれば青もあって緑の部分もあるよ、とこう言うのです。

確かに、名だたる芸術家の自画像や人の絵を見ていると、いわゆるファンデーションを塗って均一化したような肌色はあまり見ることがないですよね。

それこそ中世の絵画などではとてもきれいに塗られていますが、ああいったものではダメだよというのです。本当の人間の肌色はああではないんだよと。

言いたいことはわかります。でもそれをセンスのない小学生が理解するのは到底無理だと思うのです。

私は肌色の生成に大いに困惑しました。なぜファンデーションの色ではダメなのか。絵の具キットに入っている肌色ではダメなのか。そのうち先生はこんなことを言い出しました。

「日本人にとって肌色はこの色かもしれないけれど、アメリカにいったらもっと白いだろうし、アフリカに行ったらもっと黒いです。肌とはそういうことです」

ええ、先生。言いたいことはわかるんですよ。言いたいことは十分に!!(笑)

結局ベージュっぽいベースに赤や緑や青をむりやり塗りこんで、ゴッホの自画像のような絵が出来上がるわけです。ゴッホに失礼でした。すみません。

絵画のセンスのある子は、その意味がよく理解できたのでしょう。上手に三原色を使って肌色を作っていました。みんなそれが出来れば、先生も困らずに済んだのでしょう。

小学生に絵画を教えるのは本当に大変なことだと思います。

肌色、という色はないんだと先生は教えたかったんだと思います。確かに同じ日本人でも赤みを帯びた肌、黄色っぽい人、青っぽい人、色々います。

その教え方でしょうね。きっと先生の言い方次第で、私は美術に目覚めていたに違い・・・あります。本当にセンスのかけらも興味も一切ありません(笑)

色ひとつ教えるのでも大変な作業だなあと、最近シミが増えた肌を見ながら思い出しました。